2原子力発電所の立地条件
原子力発電所を建設するにあたって、いくつかの条件が必要ですが、伊方発電所の敷地はこれらを満たしていたため、そこに伊方発電所が建設されました。なお、原子炉の建設などに関する基準は、新たな知見・技術などをふまえ、適宜改正されます。改正後の基準は、稼働中の原子炉にも適用されます。

3地震対策
伊方発電所に影響を与える地震を調査し、より発電所に厳しくなるような条件で策定した最大規模の地震の揺れを650ガルとしており、その大きさの地震が発生した場合でも、発電所の安全性に影響がないことを確認しています。
さらに、重要設備については概ね1,000ガルの揺れに耐えうる耐震性向上工事がなされました。
また、伊方発電所最地下階などで190ガル(震度5程度)以上の揺れを観測した場合、原子炉に制御棒が挿入され、自動的に停止する仕組みになっています。

4津波対策
伊方発電所の場合は、予想される最大の津波高さを8.12mとしています。発電所は敷地高さ10mに設置しているため、津波の影響を受ける恐れはないことを確認しています。また、万一に備え、水密扉の設置や海水ピットの浸水防止対策なども講じられています。

5電源確保対策
伊方発電所内の安全を保つための施設への電力供給が停止しないよう、非常用ディーゼル発電機などの多様な電源を備えています。万が一、外部電源からの電源供給がなくなっても、7日以上連続運転が可能となる対策がとられています。

6そのほかの自然災害対策
福島第一原子力発電所事故を教訓に火山、竜巻、森林火災に関する基準が新設され、火災への基準が強化されました。伊方発電所では、火山対策として発電所に最も影響があると考えられる九重山(大分県)の噴火による火山灰の影響がないことを確認し、森林火災対策として周辺の樹木を伐採及びモルタルの吹付を行いました。また、竜巻対策として海水ポンプエリアに飛来物から防護するための防護壁の建設などを行っています。

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